クロムハーツ（chrome hearts）にダイヤモンド、宝石をカスタムセッティング致します。クロムカスタマイズ.com

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2月 2018

シルバーアクセサリーの変色

• at 17:35
• 雑記

昔買ったシルバーアクセサリーをふと思い立って取り出してみたら表面が真っ黒になっていた…なんてことはございませんか？
慌ててシルバークロスで磨いてみても、変色の度合いによっては殆ど改善が見られないこともあるかと思います。
シルバーアクセサリーはただ保管しているだけでは美しい状態を保つことが難しく、シルバーの帝王クロムハーツのアクセサリーといえども例外なく変色が起こり得ます。

クロムハーツ
スモールCHクロスペンダントwithベイル、ペーパーチェーンネックレス
加工前

いったい何故シルバーアクセサリーは変色してしまうのでしょうか？

金属の変色といえば一般的には鉄などで起こる「錆び」が連想されますね。
当店にも「シルバーが錆びてしまったので磨いて欲しい」とご依頼を頂いたことがございます。
実はこれは間違いでして、シルバーは殆ど錆びる心配のない金属なんです！
そもそも「錆び」とは空気中の酸素と金属が反応する（＝酸化する）ことで発生します。
シルバーは空気中の酸素や水分に触れても反応しないので、酸化は起こらず錆びることもありません。

では何故変色するのか？ というと、空気中の水分や硫黄に反応する「硫化」を起こしていることが原因となります。
シルバーが硫化すると表面に硫化銀が発生し、反応が進むにつれてどんどん変色がひどくなり、また落としにくくなってしまうという訳です。
温泉にシルバーアクセサリーをつけていったら真っ黒になってしまったという話を聞いたことはございませんか？
温泉の成分に硫黄が含まれていた為にそのような事態が起こってしまったのだと考えられます。

シルバークロスでも落としきれない頑固な硫化銀の対処は当店にお任せください！
専用の機械にかけて表面を丁寧に研磨し、美しいシルバーの鏡面を取り戻すことが可能です♪

クロムハーツ
スモールCHクロスペンダント with ベイル、ペーパーチェーンネックレス
新品仕上げ 加工後

ちなみに…
真っ黒に変色したシルバーの綺麗にする方法として、シルバークリーナーに着けたり重曹を使ったりと様々な方法がインターネットで見られますが、クロムハーツのような燻し入りの品物で行うと肝心の燻しまで取れてしまうことが多々あります。
燻しとはつまり硫化銀のことで、シルバーが黒く変色するのをデザインとして活用している状態ですので、磨きすぎには要注意！ ということです。
当店の新品仕上げは研磨の後の燻し入れ加工まで含んでいますので、そういったお品物の対処はクロムハーツの扱いに長けた当店の職人にお任せください♪

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20

1月 2018

シルバーアクセサリーの刻印

• at 17:56
• 雑記

クロムハーツをはじめとするシルバーアクセサリーには「925」という刻印が入っているものが多くありますね♪

クロムハーツ　スペーサーリング3mm アフターエタニティダイヤ

クロムハーツのリングやペンダントなど、様々なアイテムに刻印されています。
この「925」という数字、一体何を表す数字で何故シルバーアクセサリーに刻印されているのかご存知でしょうか？

クロムハーツ　KZブレスレット

金属の純度は1000分率で表しますので、「925」という数字は「925‰（パーミル）」を意味しています。
私たちが直感的に理解しやすい100分率に変換すると、925‰＝92.5％となります。
つまり、「925」が刻印されたアイテムは、主成分である銀の含有率が92.5％であることを表しています！

混ぜ物をしていて純度100％でない金属が「銀」を名乗っていいのか？と疑問に思われるかもしれませんが、宝飾業界ではこの銀の含有率92.5％の金属を銀として扱うのはごく当たり前のことなのです！
そもそも純銀は柔らかすぎて加工や扱いが非常に難しく、アクセサリーとして使用するには銅などの金属と混ぜ合わせてある程度の硬さを持たせる必要があります。
シルバーとしての美しさとアクセサリーとしての使いやすさを両立しているのがこの「925」シルバーなんですね☆

クロムハーツ　ダガーペンダント

ちなみに、クロムハーツのアクセサリーには「925」ではなく「sterling」という刻印が入っているアイテムもあります。
意味合いとしては同じ純度92.5％の銀を指す刻印ですが、もともとはイギリスで最初に銀貨が鋳造された際に純度92.5％の銀が使用され、その品位を法定品位として定めたことに由来する言葉です。
1920年までイギリスで銀貨を鋳造するのに使用されていた純度92.5％の銀を「スターリング」と呼び、最も硫化の起こりにくい銀として様々な分野で幅広く使用されるようになりました。
「sterling」という単語には「本物」「信頼できる」といった意味がありますが、イギリスの法定品位が由来なら納得ですね☆

クロムハーツやシルバーアクセサリーに纏わる豆知識は今後もご紹介していく予定です♪
様々な事例を更新しているHPと合わせて、ブログも是非チェックしてくださいね。

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