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クロムハーツ カスタム・修理ブログ
09
3月 2021

クロムハーツ ジッポのへこみ改善のご相談

当店ではクロムハーツの様々な修理加工を承っておりますが、先月上旬にとあるお客様にジッポの修理についてご相談をいただきました。

お問い合わせの際にお客様からお送りいただいた写真ですが、ジッポの外装ケースの下側が緩やかにへこんでしまっているのがお分かりでしょうか?
なんでもポーチに入れた状態でジッポが車に踏まれてしまい、目立つ傷こそつかなかったものの、外装ケースが写真のようにへこんでしまったとのこと。
ユナイテッドアローズでは修理不可となってしまったそうで、改めて当店にご相談いただきました。

当店ではLINEやお問い合わせフォームからのお見積り依頼では写真をいただくことも多々ございますが、こういった個々の状態に合わせた修理が必要となるケースでは写真のみで正確な修理可否の判断を行うことは難しくなります。
そういった場合は最終的な修理可否の判断は作業を行う職人が実物を確認してから行う形となりますので、今回ご相談いただいたジッポも「修理出来ない可能性もある」とご案内した上で、一旦実物をお預かりさせていただく運びとなりました。

当店に実物到着後、職人の方で実物を確認したところ、「インナーユニットさえ抜ければある程度状態を改善することは可能」との判断となりました。
しかし、通常であればスムーズに抜けるインナーユニットも、外装ケースで歪みの影響で簡単には抜くことが出来ない状態です。
無理やり引き抜けばインナーユニットが傷ついたり変形する可能性がありますが、それでもよろしければ…とお客様にご相談したところ、
とある方法でインナーユニットが抜けることをお客様の方で事前にご確認いただいており、その方法を教えていただいて無事にインナーユニットを傷つけずに引き抜くことが出来ました。
その後は出来る限り外装ケースの歪みを修復し、インナーユニットも装着し直してお客様にご納品させていただきました。

外装ケースのへこみは殆ど気にならないレベルにまで修理することが出来ていることがお分かりいただけるかと存じます。
当店に到着した時点でも歪み以外には傷も殆どなく大事にご愛用されていたことが伺えるお品物でございましたので、こうして無事に仕上げることが出来て安心致しました。
お客様にも大変良い仕上がりであるとお喜びいただけまして、こうしてブログで修理内容やいただいた写真を掲載する許可をいただきました。

いただいた写真からもお客様がクロムハーツというブランドを愛し、大切にしているということが伝わってまいります。
そんなお客様からお品物をお預けいただき、ご満足いただける仕上がりのお品物をご納品することが出来て、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
また何かございましたらいつでもご相談くださいませ。

 

当店では他店で断られてしまった修理内容でも、こうして修理が出来る可能性がございます。
写真だけでは判断が難しいお品物も一旦お預かりして詳しくお見積りさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
今後も多くのお客様の様々なご要望にお応え出来るよう、技術の向上を目指して精進致しますので、今後ともクロムカスタマイズ.comをどうぞよろしくお願い致します。

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